どうも。内山田です。
マイホームの購入や賃貸を借りる際に必要となるもののひとつに『火災保険』があります。火災保険とは、火災によって建物等が燃えてしまった際にその建物等を対象にして保険をかけていると、契約していた金額の保険金がもらえるというものです。火災保険には『火災』以外にも保障の対象となるものがあったり、契約の内容によっては支払われる保険金や支払う保険料が異なります。
なので今回はこの『火災保険』について解説していきたいいと思います!
火災保険とは
もし、自分や家族の不注意でマイホームで火災が発生してしまった場合、その家には住めなくなってしまっても住宅ローンの支払いがなくなるということはありません。つまり、住むところが無くなるということに加えて存在しないものに対して毎月支払いが発生することになります。
また、自分や家族の不注意だけでなく、もし隣の家から出火したものが自分の家に移り、焼失してしまった場合でも『失火責任法』という法律があり、ほとんどの場合、損害賠償を請求することができません。これは『火元が重大な過失により発生させた火事でない限り、損害賠償責任を負わなくてもいい』と定められており、失火責任法でいう『重大な過失』に相当するものには以下のようなものがあります。
- 天ぷらを揚げている途中、その場を離れて出火させた
- タバコの火が完全に消えたことを確認せず、ゴミ袋に放置したまま外出して出火させた
- 漏電の可能性があることを指摘されていたのに、修理せず出火させた など
つまり、上記のような重大な過失がなければ、隣家に損害賠償請求はできない、ということです。
そこでこれらのリスクに備えておく保険が『火災保険』です。火災保険は保険の中でも『損害保険』に分類され、一般的な保険期間は1年〜10年となっており満期後にも必要な場合は更新する必要があります。
『保険の種類』についての記事はこちら↓↓↓
対象のモノ
火災保険の対象となるモノには『建物』と『家財』、『建物+家財』があります。では建物や家財とはどういったモノを指すのかそれぞれみていきましょう。
建物
建物とは、『住居にのみ使用される建物』と『それに付属しているモノ』のことを指します。具体的には以下のようなモノが該当します。
- 建物
- 門や塀
- 車庫やカーポート
- 畳や備えつけの収納などの建具
- 建物に直接備え付けた電気やガス、冷房・暖房等の設備
- 建物に直接備え付けた浴槽や流し、ガス台、調理台
家財
建物内に収容される家財一式のことで、引っ越すときに運び出すようなものは家財とされ、具体的には以下のようなモノが該当します。
- タンスや中の衣類
- ベッドや寝具
- 机・本棚・本
- 家具・家電製品
- 家庭用の食器・日用品
- 絵画・骨董品・貴金属
- 自転車・125cc以下の原動機付自転車
対象の被害
火災保険には『火災』という文字がついていますが、保障される災害等は火災だけではありません。また、火災保険の保障より広い範囲の保障が適用される『住宅総合保険』というものがあります。それぞれの保障が適用される災害等についてみていきましょう。
住宅火災保険
住宅火災保険での保障される災害等には以下のようなものがあります。
- 火災
- 落雷
- 爆破
- 破裂
- 風災
- ひょう災
- 雪災
- 消防活動による災害
住宅総合保険
住宅総合保険には火災保険での保障に加えて以下のような災害等もカバーすることができます。
- 水害
- 水漏れ
- 盗難
- 落下・飛来・衝突
対象ではない被害
以上の災害等に関しては『住宅総合保険』で保障できますが、以下のものはカバーすることができません。
- 地震
- 噴火
- 津波
- シロアリ
なので地震や噴火、津波等の被害を保障したい場合は火災保険とは別に『地震保険』に加入する必要があります。地震保険に関しては単独で加入することができず、火災保険に付随して加入する必要があります。
保険金額の設定
最後に万が一被害に合った時に支払われる保険金についてみていきましょう。一般的に火災保険は保険事故が発生した場合に契約時の『保険金額』を上限として保険金が支払われます。また、『保険金額』は『保険価額』をベースに算出されるのですが、この『保険価額』には『新価』と『時価』というものが存在し、どちらを基準にするかによって保険金額が異なります。
[su_box title=”用語” box_color=”#319bd8″ radius=”2″]- 保険金額:契約時に決定する、支払われる保険金の上限の金額
- 保険価額:保険事故が発生した時に被るであろう損害の最高見積額
『保険の用語』についての記事はこちら↓↓↓
新価を基準
新価とは、同じ物を建築したり購入したりするときに必要となる金額のことです。他にも『再取得価額』または『再調達価額』ともいわれます。もし、建物や家財が損害を被ったときに新しく同等のものを建築・購入するとなった際に必要となる金額です。
なので災害によって建物が全焼して使用できなくなった場合にはその時に再度同じような建物を建設できるだけの金額が受け取れるというものです。
メリット
- もしもの時には損害と同等の金額が支給されるので安心感がある。
デメリット
- 保険金が多い分保険料も高額になる
- 損害が発生しなかった場合は大きな出費となる
時価を基準
時価とは、新価から『時間経過による価値の減少+使用による消耗分』を差し引いた現在の価値分の金額のことで、基本的には新価よりも低い金額になります。なので実際に損害が起きてもその時の価値分の金額しか受け取ることができません。
メリット
- 新価に比べると保険金が少ないので保険料も割安
デメリット
- 損害より少ない金額しか保険金が受け取れないので自己負担が発生する。
まとめ
いかがでしたでしょうか。最後に簡単に火災保険についてまとめます。
- 火災保険とは、建物等に損害が発生した場合に保険金が受け取れる保険
- 隣の家からの出火により火災となった場合でも損害賠償は適用できない
- 対象のモノには『建物』・『家財』・『建物+家財』がある
- 『住宅火災保険』の災害等の範囲が広がったものに『住宅総合保険』がある
- 地震・噴火・津波は『地震保険』出ないとカバーできない
- 保険金額は保険価額を基準に算定される
- 保険価額には『新価』と『時価』がある
自分の家が火災等によって損害を受ける確率は非常に低いですが、もしそうなった場合には保険は絶大な効果を発揮します。その建物の構造や立地、地域の状況によってリスクの高い損害に備える必要があります。
今回は以上です。それでは!











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