どうも。内山田です。
自由に使えるお金を増やすには、収入を増やす・節約をするなどいくつかの方法がありますが、『節税』もひとつの方法です。私たちが支払っている税金の1つに所得税がありますが、その所得税を非課税にする『NISA』というものをご存知でしょうか。聞いたことはあるけど詳しくは分からない方も多いと思います。
なので今回はその『NISA』について解説していきたいと思います!
NISAとは
NISAとは一言でいうと、所得税が非課税になる口座のことをいいます。
この所得税というのは給料などから発生する所得ではなく、株や投資信託など、金融資産運用で得た利益から生じる所得に対してのものをいいます。
資産運用のために株や投資信託を購入するには証券会社に口座を作成する必要がありますが、ここでNISA口座を利用するとNISA口座内で運用した資産から生じる利益については非課税になるのです。
資産運用の所得税
では、金融資産運用で利益がでた場合、どのように所得税を納めるのでしょうか。
働いて得たお金の所得税は給与所得であれば源泉徴収、事業所得などであれば確定申告をして所得税を納めていると思います。
資産運用によって得られる利益といえば、購入した時より売却した時の方が金額が大きかった時の差益と、一定の時期に所持することで得られる配当金があります。差益での所得は『譲渡所得』・配当金での所得は『配当所得』とされています。
これらの所得も給与所得や事業所得と同じように所得税として課税されますが、口座によって源泉徴収や確定申告など、納税の方法を選択することができます。そしてその中に所得税が非課税になるNISA口座があるのです。
口座の種類
口座の種類には『一般口座』・『特定口座』・『NISA口座(+積み立てNISA)』があります。では、配当金の納税方法・1年間の売却損益の計算・譲渡所得税における所得税の納付方法による違いを1つずつみていきましょう。
一般口座
- 配当金の納税方法
・他の所得と合算して確定申告(総合課税)
・配当所得だけで確定申告(分離課税)
・源泉徴収(申告不要)
の3つから選択可能 - 1年間の売却損益の計算:納税者が行う
- 譲渡所得税における所得税の納付方法:納税者の確定申告
一般講座は、売却損益の計算から税金の納付まで全てが納税者自身で行う必要のある口座といえます。
特定口座
特定口座には『源泉徴収ありの特定口座』と、『源泉徴収なしの特定口座』があります。
- 配当金の納税方法
・他の所得と合算して確定申告(総合課税)
・配当所得だけで確定申告(分離課税)
・源泉徴収(申告不要)
の3つから選択可能 - 1年間の売却損益の計算:証券会社が行う
- 譲渡所得税における所得税の納付方法
・源泉徴収ありの特定口座:源泉徴収
・源泉徴収なしの特定口座:納税者の確定申告
特定口座は売却損益の計算は証券会社が行いますが、納税方法は源泉徴収か確定申告を選択できるようになっています。
NISA
NISA口座では、一定の金額分だけその口座で運用して生じた利益(配当金・売買益)が非課税になります。また『一般NISA』と『積み立てNISA』のどちらかを選択することになります。
【一般NISA】
- 概要:年間120万円までの投資にかかる売却益・配当金が非課税になる
- 非課税の期間:5年間(毎年120万円の枠が増えるので実質600万円の枠がある)
- 利用できる人:日本国内に住んでいる20歳以上の人
- 対象商品:上場株式・株式投資信託・ETF・REIT
- その他ポイント
・1人1口座のみ
・1年単位で金融機関の変更可能
・非課税枠の繰越はできない(今年100万円分しか使わなかったので来年に20万円分を繰り越す等はできない)
・特定口座や一般口座に保有している株式などを移管することはできない
・2023年まで(2024年以降は新NISAに移行予定)
【積み立てNISA】
- 概要:年間40万円までの投資にかかる売却益・配当金が非課税になる
- 非課税の期間:20年間
- 利用できる人:日本国内に住んでいる20歳以上の人
- 対象商品:一定の公募等株式投資信託
- その他ポイント:2037年まで
一般NISAと積み立てNISAは選択制になっているのでどちらかを選ぶ必要があります。一般NISAに比べて積み立てNISAは長期の積み立て投資を行うものになっており、非課税枠の金額と非課税期間が大きな違いとなっています。それぞれにメリットとデメリットがあるので自分にあった方を選択しましょう。
まとめ
一般的に所得には所得税が発生するので、利益を非課税にするNISAにはデメリットがありません。なので資産運用する場合はNISA口座を利用するのが必須といえます。
しかし一般NISA・積み立てNISAにはそれぞれ非課税の限界があるので、それまではNISAで資産運用を行い、それ以上に投資をしたい場合は一般口座や特定口座を選択するのが最も良い方法といえるでしょう。
今回は以上です。それでは!













コメントを残す